沖縄エリアは南風でクリアになる:慶良間・石垣島・与那国の風向きパターン
2026-03-16
太平洋側では「北風=クリア」でしたが、沖縄エリアではパターンが異なります。慶良間は南東風で20.6m、石垣島は南風で21.4mと、暖かい方角からの風で透明度が上がる傾向があります。4サイト・7,500件以上のデータから沖縄の風向き効果を分析しました。
慶良間最良: 南東風 / 差3.1m
SE
20.6
SW
20.5
S
20.2
W
19.2
NE
19.2
E
19.2
N
17.7
NW
17.5
石垣島最良: 南風 / 差2.3m
S
21.4
W
21.2
E
21.1
NW
20.9
SE
20.8
SW
20.6
NE
19.3
N
19.1
与那国最良: 西風 / 差2.3m
W
26.3
SW
25.4
S
25
NW
24.8
SE
24.6
E
24.4
N
24.3
NE
24
奄美大島最良: 北東風 / 差2.6m
NE
20.1
NW
19.9
N
19.9
SE
18.8
W
18.6
E
18.6
S
18.3
SW
17.5
なぜ沖縄は太平洋側と逆なのか
南風=黒潮暖水の流入
沖縄周辺では、南風が黒潮系の暖かく透明な外洋水を島へ運びます。慶良間の南東風20.6mは、フィリピン海からの清澄な暖水が流入する結果です。
北風=大陸棚の濁った水
冬の北風(季節風)は東シナ海の大陸棚水を運びます。大陸棚水は栄養塩が豊富でプランクトンが多く、透明度を下げます。慶良間の北風17.7m・北西風17.5mが顕著です。
奄美は例外:北東風がベスト
奄美大島だけは北東風(20.1m)がベストで、南西風(17.5m)が最悪。奄美は黒潮本流の北側に位置し、北東風が黒潮の暖水を島に押し付ける地形的特性があります。
沖縄旅行で使える風チェックリスト
- 慶良間:南〜南東風の日がベスト(20m+期待)。北風予報なら-3mを覚悟
- 石垣島:南風21.4m。北東風19.3mでも十分。差は小さめ
- 与那国:どの風向きでも24m以上。風向きより海況(潮流)が重要
- 奄美:北東風がベスト(20.1m)。夏の南西風は避けたい(17.5m)
データについて
慶良間1,554件・石垣島1,473件・与那国4,826件・奄美865件の透明度データとOpen-Meteo風向データをマッチング。8方位(各45°幅)で分類。