ウェットスーツの厚さ目安 — 水温別おすすめ早見表

2026-03-08

ダイビングで最も多い質問のひとつが「どのくらいの厚さのウェットスーツを選べばいい?」というもの。水温ごとに最適なスーツは異なりますが、意外とまとまった情報が少ないのが現状です。全国30以上のダイビングサイトの46,000件以上以上の水温データをもとに、実用的なガイドをまとめました。

水温別スーツ早見表

PADIや各メーカーの推奨を参考に、日本のダイビングシーンに合わせた早見表です。

水温スーツの種類追加装備該当エリア・時期
28°C以上3mmワンピース or ラッシュガード+ショーツ不要沖縄 7〜9月
25〜28°C3mm or 5mmワンピース不要沖縄 5〜6月・10月 / 伊豆 8〜9月
22〜25°C5mmワンピースフードベスト推奨伊豆 7月・10〜11月 / 串本 夏
19〜22°C5mmツーピース or 6.5mmフードベスト+グローブ伊豆 6月・12月 / 慶良間 冬
16〜19°Cドライスーツ推奨インナー調整伊豆 1〜5月
16°C未満ドライスーツ(必須)厚手インナー越前 3月 / 伊豆 2〜3月の最低水温日

全国主要サイトの月別水温ヒートマップ

実際の水温データをヒートマップで表示します。行きたいサイトと時期から、必要なスーツの厚さを上の早見表と照らし合わせてください。

スーツ選びのよくある失敗

失敗1:平均水温だけで判断する

月の「平均」水温が22°Cでも、日によって18〜26°Cと大きく変動することがあります。特に神子元や黒潮の影響を受けるエリアでは、前日と5°C以上違うこともあります。当サイトの水温予報で当日の予測水温を確認するのが最も確実です。

失敗2:エリアの違いを考慮しない

同じ「伊豆」でも、外洋に面した神子元と湾内の平沢では水温が2〜3°C違うことがあります。また、同じ時期でも日本海側の越前と太平洋側の串本では黒潮の影響で大きな差があります。

失敗3:気温と水温を混同する

真夏に気温35°Cでも、水温は25°C程度。陸上では暑くても、水中では5mmウェットスーツが必要です。逆に、冬でも水温は気温ほど下がらず、12月の伊豆は気温10°Cでも水温18°C台です。水は空気の約25倍の速さで体温を奪うため、水温に合わせたスーツ選びが重要です。

体型・体質別の調整

  • 寒がりの方:上記表より1段階厚めを選択。フードベストは必須
  • 暑がりの方:上記表より1段階薄めでOK。ただし安全マージンは確保
  • 体格が小さい方:体表面積に対して体積が小さく体温が奪われやすいため、厚めを推奨
  • 長時間潜る方:2本以上潜る場合は厚めを選択。2本目は体が冷えた状態で入水するため
アドバイス:迷ったら厚めを選びましょう。暑い場合は首元から水を入れて冷やせますが、寒い場合は水中でどうにもなりません。

データソース

  • 水温データ:当サイトの実測データベース(46,000件以上以上)
  • スーツ選びの基準:PADI Japan推奨 + 各メーカーガイドライン
  • 比熱容量:Wikipedia - 比熱容量

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