石垣島ダイビングの水温事情 — 冬でもウェットで潜れる?
2026-03-09
石垣島は日本最南端のダイビングエリアのひとつで、マンタとの遭遇率の高さで世界的に知られています。那覇から飛行機で約1時間、東京からも直行便があり、アクセスの良い南国リゾートです。
当サイトでは石垣島エリアの1,473件の水温データを蓄積しています。「冬でもウェットスーツで潜れるのか?」という疑問に、実データでお答えします。
月別の水温推移
石垣島と慶良間、本州の代表的サイトである伊豆海洋公園を比較します。
結論:冬でもウェットスーツでOK
石垣島の年間水温は21.3°C(2月)〜28.3°C(8月)。最も寒い1〜2月でも21°C台を維持しており、ドライスーツは不要です。ただし冬場は水温だけでなく気温も下がるため、エキジット後の体感温度も考慮してスーツを選びましょう。
季節別ダイビングガイド
冬季:1〜3月(21.3〜22.0°C)
石垣島の冬は、本土のダイバーにとっては十分に暖かい海です。ただし21°C台の水中に1時間潜ると体が冷えるため、5mmウェットスーツにフードベストを加えるのがおすすめです。寒がりの方はボートコートも持参しましょう。冬は北風が強くポイントが限られることもありますが、透明度は年間で最も高い時期です。
冬のもうひとつの見どころはマンタです。石垣島ではマンタスクランブルと呼ばれるポイントで年間を通じてマンタに会えますが、特に冬場は遭遇率が安定しています。
春季:4〜5月(23.4〜25.1°C)
4月に23.4°C、5月に25.1°Cと快適な水温になります。5mmウェットスーツで十分で、5月後半は3mmでも問題ないほど。GW(ゴールデンウィーク)前後は気候も安定し、ダイビング日和が続きます。梅雨入り前の5月は、透明度と水温のバランスが良い隠れたおすすめ時期です。
夏季:6〜8月(27.1〜28.3°C)
石垣島のベストシーズンです。水温は27°Cを超え、3mmウェットスーツやラッシュガードで快適に潜れます。梅雨明け後の7〜8月は天候も安定し、海面水温は年間最高に達します。マンタポイントの開放日が多く、ダイナミックな地形ポイントも楽しめます。ただし台風には注意が必要です。
秋季:9〜11月(24.2〜27.5°C)
9月は27.5°C、10月は26.1°C、11月でも24.2°Cと暖かい海が続きます。台風シーズンの9月を過ぎれば天候も安定し、夏ほどの混雑もありません。コスパ重視なら10〜11月が狙い目です。航空券やホテルが夏より安く、水温は5mmウェットスーツで十分快適です。
初冬:12月(23.0°C)
12月はまだ23.0°Cあり、5mmウェットスーツで問題なく潜れます。年末年始の南国ダイビング旅行先として最適です。
慶良間との比較
グラフを見ると、石垣島と慶良間はほぼ同じ水温カーブを描きます。夏のピークは28°C前後でほぼ同じ、冬も21°C台で大差ありません。どちらを選ぶかは「何を見たいか」で決まります。マンタ狙いなら石垣島、ケラマブルーの透明度を楽しむなら慶良間がおすすめです。
一方、伊豆海洋公園との差は歴然です。冬場の水温差は約5°C(石垣21°C vs 伊豆16°C)あり、冬に沖縄で潜る大きなメリットが数字で裏付けられます。
スーツの選び方
| 時期 | 平均水温 | 推奨スーツ |
|---|---|---|
| 1〜3月 | 21.3〜22.0°C | 5mmウェット+フードベスト |
| 4〜5月 | 23.4〜25.1°C | 5mmウェット |
| 6〜9月 | 27.1〜28.3°C | 3mmウェット/ラッシュガード |
| 10〜11月 | 24.2〜26.1°C | 5mmウェット |
| 12月 | 23.0°C | 5mmウェット |