6月は穴場月:梅雨でも与那国25.3m、屋久島25.9mの実力
2026-03-16
「梅雨=海が濁る」と思っていませんか?実はそれは大きな誤解です。6月の南西諸島は年間でもトップクラスの透明度を誇り、屋久島25.9m、与那国25.3mという数値が出ています。梅雨前線は本州付近に停滞するため、沖縄・南西諸島への影響は限定的。さらに観光シーズン前で価格が安く、混雑も少ない——データが示す「穴場の月」を解説します。
6月の透明度トップサイト
| サイト | 6月平均透明度 |
|---|---|
| 屋久島 | 25.9m |
| 与那国 | 25.3m |
| 石垣島 | 20.5m |
| 慶良間 | 19.7m |
| 伊豆海洋公園 | 11.3m |
屋久島の6月は年間ピークに近い
屋久島の25.9mは年間を通じてほぼ最高値。黒潮の影響が最も安定する時期で、離島ならではのクリアな海が楽しめます。
なぜ梅雨でも透明度が高いのか?
1. 梅雨前線の位置
梅雨前線は主に本州付近に停滞します。沖縄は6月下旬には梅雨明けしており、南西諸島の海への影響は限定的です。
2. 黒潮の安定
6月は黒潮の流路が安定し、南西諸島に温かくクリアな外洋水を運びます。特に与那国・屋久島は黒潮の恩恵を直接受けるサイトです。
3. IOP 11.3mも「悪くない」
本州の代表的サイトIOPでも6月は11.3m。4月の10.1mや春濁りのピークと比べれば回復傾向にあり、「梅雨=最悪」ではありません。
6月のメリット:透明度だけじゃない
コスト面
- • 航空券・宿泊が夏のピーク前で割安
- • ダイビングショップも予約が取りやすい
快適さ
- • 水温24-26℃(沖縄)でウェットスーツで快適
- • 観光客が少なく、ボートも混雑しない
全国月別推移の中での6月の位置
| 月 | 全国平均 |
|---|---|
| 1月 | 16.1m |
| 2月 | 15.4m |
| 3月 | 13.6m |
| 4月 | 12.3m |
| 5月 | 12.5m |
| 6月 | 12.7m |
| 7月 | 12.6m |
| 8月 | 13.1m |
| 9月 | 13.1m |
| 10月 | 12.9m |
| 11月 | 13.4m |
| 12月 | 15.4m |
全国平均12.7mは中位だが、これは本州サイトの春濁り残りに引っ張られた数値。行き先を南西諸島にすれば、6月は20m超が当たり前。
データについて
全国42サイト、46,000件以上(2006年〜2026年3月)のダイビングショップ日報データの月別集計。透明度は各日の最小・最大の平均値。