柏島で最も人気の月は、実は透明度ワースト3だった
2026-03-16
高知県の柏島は「マクロ天国」として日本中のダイバーに愛されるスポットです。1,499件のデータの中で5月が249件と突出して多く、GW〜初夏がダイバーにとっての「本番シーズン」であることがデータからも裏付けられます。しかし透明度データは、必ずしもこの時期がベストではないことを示しています。
月別データ一覧
| 項目 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 透明度 | 16.8 | 15.1 | 11.6 | 10.5 | 11 | 11.9 | 13 | 13.6 | 14 | 12.9 | 14.2 | 16.7 |
| 水温 | 18.1℃ | 16.6℃ | 17℃ | 18.4℃ | 19.7℃ | 22℃ | 24.8℃ | 25.7℃ | 25.8℃ | 25.2℃ | 22.7℃ | 19.8℃ |
| 件数 | 93 | 54 | 89 | 120 | 249 | 223 | 164 | 81 | 82 | 142 | 97 | 150 |
データが語る3つの真実
1. 5月は「人気」だが「透明度」は低い
5月の透明度11.0mは年間で下から3番目。GWの大型連休でダイバーが集中するため観測数は最多ですが、春濁りがまだ残る時期です。透明度を重視するなら1月(16.8m)や12月(16.7m)が圧倒的です。
2. 冬の柏島は別世界:1月16.8m
1月の16.8mは4月の10.5mの1.6倍。黒潮の暖水が冬に最も接近し、プランクトンが減少する季節です。水温18.1℃はドライスーツ推奨ですが、クリアな海でマクロ撮影をするなら冬が最高のシーズンです。
3. 秋が実はスイートスポット
9月は透明度14.0m・水温25.8℃と「透明度と快適さの両立」が最も高い月です。11月も14.2m・22.7℃と好条件。秋は人出も落ち着くため、混雑を避けて良い海に潜れるシーズンです。
データについて
柏島1,499件の実測データ(2006〜2026年3月)。5月249件・6月223件が突出して多い。マクロダイビングの人気シーズンを反映。