串本の水温と透明度 — 月別データで見るベストシーズン

2026-03-09

和歌山県串本町は本州最南端の潮岬を擁し、日本屈指のダイビングエリアとして知られています。目の前を流れる黒潮の影響で、本州にいながら亜熱帯性のサンゴや回遊魚を観察できるのが最大の魅力です。

当サイトでは串本エリアの3,168日分の水温・透明度データを蓄積しています。このデータをもとに、串本の水温が1年を通してどう変化するのか、そしてダイビングのベストシーズンはいつなのかを分析しました。

月別の水温と透明度

串本の水温カレンダー

冬季:1〜3月(16.5〜17.8°C)

串本の冬は本州の他のダイビングエリアに比べて温暖です。最も水温が下がる2月でも平均16.5°Cあり、伊豆の同時期(15〜16°C)よりやや高い水準を保ちます。これは黒潮の暖流が年間を通じて串本沖を流れているためです。ドライスーツまたは厚手の6.5mmウェットスーツが推奨されますが、ドライスーツが最も安心です。冬場は透明度が上がりやすく、20m超の日も珍しくありません。

春季:4〜5月(17.9〜19.7°C)

4月は17.9°Cとまだ肌寒いですが、5月に入ると19.7°Cまで上昇し始めます。春濁りの影響で3〜4月は透明度が一時的に下がることがありますが、5月後半には回復傾向です。ドライスーツからウェットスーツへの切り替え時期で、寒がりの方はまだドライがおすすめです。

夏季:6〜8月(22.0〜26.3°C)

6月に22.0°Cを超えると一気に快適なシーズンに突入します。8月には平均26.3°Cに達し、5mmウェットスーツで十分。3mmでも快適に潜れる日が多くなります。串本の夏は黒潮の本流が近づくため、回遊魚の群れや時にはマンタ、ジンベエザメの目撃情報も。ただし黒潮が離岸すると水温が一時的に下がることもあります。

ベストシーズン:9〜11月(22.7〜26.3°C)

串本のベストシーズンは9月〜11月です。9月は年間最高水温の26.3°Cを記録し、10月も25.2°Cと高水温を維持します。11月でも22.7°Cあり、5mmウェットスーツで快適です。この時期は水温が高いだけでなく、透明度も年間で最も安定する傾向があります。台風シーズンと重なりますが、台風通過後は透明度が一気に回復することも多く、タイミングが合えば30m超の抜群の透明度に出会えます。

初冬:12月(19.6°C)

12月は19.6°Cまで下がりますが、伊豆の同時期(18〜19°C)と同程度です。ウェットスーツでも潜れますが、後半はドライスーツが安心。透明度は回復傾向で、冬に向けて視界が良くなっていきます。

串本のスーツ選びガイド

時期平均水温推奨スーツ透明度傾向
1〜3月16.5〜17.8°Cドライスーツ良好(冬の澄んだ海)
4〜5月17.9〜19.7°Cドライ or 6.5mmウェット春濁りで一時低下
6〜8月22.0〜26.3°C5mmウェット良好
9〜11月22.7〜26.3°C5mmウェット最良(年間ベスト)
12月19.6°Cドライ or 6.5mmウェット回復傾向
結論:串本は黒潮の恩恵で本州最南端ならではの温暖な水温を誇ります。9〜11月が水温・透明度ともにベストですが、6〜11月の半年間はウェットスーツで快適に潜れます。冬でも16°C台を下回ることは稀で、年間を通してダイビングが楽しめるエリアです。最新の水温予測は当サイトのAI予報でご確認ください。

データソース

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