大瀬崎の透明度完全ガイド【湾内・外海・先端・フトネ 4,300日の実測データ】

2026-03-16

大瀬崎は伊豆半島西端に位置する日本有数のダイビングエリアです。「湾内」「外海」「先端」の3エリアに加え、沖合のドリフトポイント「フトネ」を合わせた4ゾーンがあり、同じ日・同じ場所なのにポイント選びで透明度が5m以上変わることも。4,300件以上の実測データから、各ゾーンの特徴を完全に解剖しました。

4ゾーン年間平均

1
フトネ(沖合ドリフト)936

大瀬崎沖の上級者向けドリフトポイント。外洋水の影響で4ゾーン中最高の透明度

12.3m
2
外海931

ソフトコーラルが見事。冬12.8mで年間ベスト。夏7月に8.7mまで低下

10.6m
3
先端434

外海と湾内の境目。冬は外海並みだが夏は湾内の影響を受けて低下

10.5m
4
湾内2,016

初心者講習・マクロ撮影のメッカ。8月5.9mが年間最低。冬1月11.8mでも他ゾーンより低い

7.6m

月別透明度ヒートマップ

ゾーン1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
フトネ14.81411.911.410.412.110.911.213.213.212.312.9
外海12.812.611.1910.411.58.710.310.99.71012.8
先端13.213.610.59.212.3118.78.98.810.69.913.3
湾内11.810.78.66.67.87.56.55.96.56.57.89.5

ゾーン間格差の科学

湾内が低い理由:閉鎖性と砂質底

湾内は三方を陸地に囲まれた閉鎖的な地形で、外洋からの清澄な海水が入りにくい構造です。砂質の海底はフィンキックで容易に巻き上がり、多数のダイバーが入る夏場(8月5.9m)に最も低下します。しかしこの環境こそが砂地生物の宝庫であり、マクロ撮影に最適な環境を生んでいます。

外海・先端が良い理由:潮通し

外海エリアは駿河湾の外洋水が直接流入し、冬場には12.8mとフトネに迫る透明度を記録します。先端は外海と湾内の境目に位置し、潮流の向きによって外海側(良い日13m台)と湾内側(悪い日9m台)の特徴を併せ持ちます。

フトネが最高の理由:完全な外洋環境

フトネは大瀬崎の沖合にある離れ根で、完全に外洋の潮流に晒されています。年間平均12.3mは大瀬崎エリアで最高。1月14.8mがピークで、季節変動も比較的小さい(差4.4m)のが特徴です。ただしドリフト必須の上級者向けポイントです。

目的別おすすめゾーン

透明度重視

フトネ(12.3m)→ 冬1月14.8m

マクロ撮影

湾内(7.6m)→ 透明度より生物の豊富さ

初心者講習

湾内 → 穏やか・ビーチエントリー

ワイド撮影・地形

外海(10.6m)→ ソフトコーラル群生

データについて

大瀬崎エリア4ゾーン(湾内2,016件・外海931件・先端434件・フトネ936件)合計4,317件の実測データ(2006〜2026年3月)。透明度は各日の最小値と最大値の平均。

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