透明度の「最小と最大の差」が大きいスポットランキング【実測データ分析】

2026-03-15

ダイビングショップの日報には「透明度 8〜15m」のように最小値と最大値が記録されています。この差(スプレッド)が大きいスポットほど、「場所や深度によって見え方が全然違う」ことを意味します。46,000件以上のデータから、スプレッドが大きいスポットと小さいスポットをランキングしました。

スプレッドが大きいTop10

#1神子元(平均 12.3m / 2,263)
6.1m

外洋のドリフトポイント。潮流が強く、深度・場所で透明度が大きく変化。夏(7月8.1m差)が最大

#2八丈島(平均 17.1m / 338)
5.6m

黒潮本流の直撃で変動大。9月は平均21.9mだが差11.2mと日本最大級

#3黄金崎(平均 13.5m / 1,110)
4.6m

西伊豆の複雑な地形。ポイント内で浅場と深場の差が出やすい

#4伊豆海洋公園(平均 13.8m / 3,151)
4m

夏に差が拡大(7月6.7m差)。表層と中層でプランクトン密度が異なる

#5田後(平均 9.4m / 1,392)
4m

山陰の地形派ポイント。8月に差6.2mと拡大。洞窟内外で差が出る

#6田子島(平均 10.9m / 198)
3.6m

西伊豆沖の離れ根。ドリフトで深度変化が大きい

#7フトネ(平均 12.3m / 936)
3.3m

大瀬崎沖の上級ドリフト。潮による差が激しい

#8平沢(平均 8.8m / 2,694)
3.3m

初心者スポットだが湾内の砂質でキックによる巻き上がりが差に

#9白崎(平均 10.3m / 538)
3m

和歌山の石灰岩地形。浅場と深場で水塊が異なる

#10串本(平均 11.9m / 3,172)
2.9m

複数ポイントを持つ大型サイト。外洋側と内湾側の差

スプレッドが小さいスポット(安定型)

与那国

2m

平均 24.5m

大瀬崎先端

2.1m

平均 10.5m

大瀬崎外海

2.2m

平均 10.6m

富戸

2.5m

平均 11.5m

与那国は平均24.5mと日本最高の透明度ながら、差はわずか2.0m。水塊が均一で深度による差がほとんどないことを示しています。富戸も差2.5mと安定しており、「入ってみたら予想と違った」が少ないスポットです。

スプレッドが意味すること

大きい = 深度・潮流で変わる

神子元や八丈島のような外洋ポイントでは、潮流の向きや深度によって透明度が大きく異なります。浅場が濁っていても中層以深はクリアということが頻繁に起きます。

小さい = 均一な水塊

与那国や富戸のように差が小さいスポットは、水塊が均一で深度による差が少ない。エントリー前の判断通りの透明度で潜れることが多いです。

写真撮影への影響

ワイドレンズ撮影には均一な透明度(低スプレッド)が有利。マクロ撮影はスプレッドの影響を受けにくいため、神子元でもマクロなら問題ありません。

データについて

46,000件以上の実測データから、最小透明度と最大透明度が両方記録されている日の差を集計。100件以上のスポットを対象。スプレッド=平均(最大-最小)。

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