屋久島のダイビング透明度データ【実測157件】:夏32m・冬17mの独自パターン

2026-03-11

世界自然遺産の海・屋久島の透明度を157件の実測データで分析しました。最も驚くべき事実は、7月の平均透明度32.1mという数値——与那国島(7月25.6m)、石垣島(7月20.9m)を大きく上回り、日本全国の中でも最高水準です。年均24.8mと高水準ですが、春(3〜4月)は17〜18m台に低下する明確な季節パターンがあります。

24.8m

年均透明度

32.1m

7月平均(最高)

17.1m

3月平均(最低)

157件

実測観測数

データ期間:2022年5月〜2026年3月

月別透明度・水温データ

透明度(m)水温(℃)観測数備考
1月23.5m21.9°C5参考値(少数)
2月19.8m19.4°C6参考値(少数)
3月17.1m19.8°C6参考値(少数)
4月18.4m21.8°C18
5月23.1m23°C24
6月25.2m25.8°C22
7月32.1m27.8°C19年間ピーク
8月30.2m29.1°C22
9月27.2m28.1°C16
10月21.1m25.7°C11
11月22.1m24.8°C7参考値(少数)
12月17.5m23°C1参考値(1件)
注意:1〜3月・11〜12月は観測数5件以下と少なく、参考値として扱ってください。夏季(5〜9月)は19〜24件で信頼性が高い。

夏季の透明度比較:屋久島が日本最高水準

スポット7月8月9月年均
与那国島25.6m26.5m27.3m24.5m
屋久島32.1m30.2m27.2m24.8m
石垣島20.9m21m21.4m20.5m
慶良間21.3m20.9m19.8m19.4m
八丈島20m19m19m17.2m

発見:屋久島の夏季透明度は日本最高水準

7月の32.1mは与那国島(25.6m)を+6.5m上回る。黒潮の直撃を受ける外洋的な環境と、夏季の強い成層(サーモクライン形成)が深部からの清澄水を維持するため。ただし観測数19件と少ないため、来年以降のデータ蓄積で精度が向上する見込み。

屋久島の透明度パターン:夏が最高、春が最低

夏(6〜9月):25〜32m

黒潮が最も接近する時期。水温27〜29℃で熱帯魚も豊富。7〜8月の台風リスクはあるが、透明度は年間最高。屋久島の夏は日本のダイビングで最もクリアな期間の一つ。

秋(10〜11月):21〜22m

台風シーズンが終わり、比較的安定した時期。水温25℃前後で快適。観測数が少ないため参考値だが、引き続き高水準。

冬(1〜2月):20〜24m

観測数が5〜6件と少ないが、20〜24mとまずまずの水準。水温19〜22℃で5mmウェット〜ドライスーツが推奨。

春(3〜4月):17〜18m

年間最低期。春濁りの影響が見られる。ただし伊豆の春(IOP 4月 10.1m)と比べると依然として高い水準。

屋久島ダイビング:スーツと装備の目安

時期水温推奨スーツ
6〜9月(夏)25–29°C3mm ウェット
10〜11月(秋)24–26°C3〜5mm ウェット
12〜2月(冬)19–23°C5mm ウェット〜ドライ
3〜5月(春)19–23°C5mm ウェット

データについて

屋久島のダイビングショップ日報から157件を収集(2022年5月〜2026年3月)。月別の観測数が少ない月(特に冬季)の数値は参考値として扱うことを推奨。与那国・石垣・慶良間・八丈島との比較は各サイトの全期間平均。屋久島は今後もデータ蓄積中。

🌊 透明度予報をチェック

AIが予測する7日間の透明度予報を、全国30以上のダイビングサイトで確認できます。

透明度予報アプリを開く →