データで選ぶ「日本のダイビングスポットTier表」:S〜Dランク
2026-03-16
「日本で最も透明度が高いダイビングスポットはどこ?」この問いに、感覚ではなくデータで答えます。全国のダイビングショップの日報から集めた実測データを基に、年間平均透明度でスポットをS〜Dの5段階にランク分けしました。透明度だけがダイビングの楽しさではありませんが、スポット選びの一つの指標としてご活用ください。
24.7m
最高(屋久島)
14.0m
全体平均
8.8m
最低(平沢)
17箇所
対象スポット
透明度Tier表
| スポット | 平均透明度 | 観測数 |
|---|---|---|
| 屋久島 | 24.7m | 159 |
| 与那国 | 24.5m | 4,826 |
| 石垣島 | 20.5m | 1,473 |
| スポット | 平均透明度 | 観測数 |
|---|---|---|
| 慶良間 | 19.3m | 1,554 |
| 奄美 | 19.1m | 287 |
| 八丈島 | 17.1m | 336 |
| 伊戸 | 15.9m | 1,980 |
| スポット | 平均透明度 | 観測数 |
|---|---|---|
| 白浜 | 14.9m | 826 |
| 秋の浜 | 14.3m | 1,309 |
| 伊豆海洋公園 | 13.8m | 3,151 |
| 柏島 | 13.1m | 780 |
| スポット | 平均透明度 | 観測数 |
|---|---|---|
| 神子元 | 12.3m | 2,263 |
| 串本 | 11.9m | 3,168 |
| 富戸 | 11.5m | 3,493 |
| スポット | 平均透明度 | 観測数 |
|---|---|---|
| 越前 | 9.7m | 2,652 |
| 田後 | 9.4m | 1,392 |
| 平沢 | 8.8m | 2,696 |
各ティアの特徴
Sティア:常時20m超の別世界
沖縄・離島エリアの圧倒的透明度。与那国は4,826件のデータで平均24.5m、年間を通して20m以上が常態。屋久島は159件とデータが少ないものの24.7mを記録。黒潮の影響で栄養塩が少なく、プランクトンの発生が抑えられています。
Aティア:本州からも手が届く高透明度
慶良間19.3m、八丈島17.1mなど、アクセスと透明度のバランスが良いエリア。伊戸15.9mは千葉県にありながらAティア入りで、関東ダイバーには嬉しいスポット。
Bティア:日帰り圏内のベストチョイス
IOP 13.8m、秋の浜14.3mなど、東京・大阪から日帰り可能なメジャースポット。冬にはAティアに匹敵する透明度も。施設が充実し、初心者からベテランまで幅広く楽しめます。
Cティア:透明度以外の魅力で勝負
神子元12.3mはハンマーヘッドシャークの聖地。串本11.9mは世界最北のテーブルサンゴ群。透明度は平均的でも、他にない生物や地形の魅力があります。
Dティア:マクロ天国、透明度は二の次
平沢8.8m、田後9.4mなど透明度は控えめですが、マクロ生物が非常に豊富。ウミウシやエビ・カニなどの小さな生物を探すフォトダイブには最適。透明度が低い=楽しくないではありません。
透明度だけでスポットを選ばないで
このランキングは透明度の年間平均のみに基づいています。生物の多様性、地形の面白さ、アクセスのしやすさ、コスト、混雑度など、ダイビングスポットの価値は多面的です。Dティアの平沢も、初心者の練習やマクロフォトにはSティアの価値があります。
データについて
各スポットのデータはダイビングショップの日報から収集した実測値に基づきます。年間平均透明度は全観測データの平均値。観測期間・件数はスポットにより異なります。観測数が少ないスポット(屋久島159件など)は今後のデータ蓄積で順位が変動する可能性があります。